中古の AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED はどこまで使えるか(その3:28-300と画質比較2) |
70mmです。
70mmは、24-120も28-300もほとんど同じ描写をします。周辺画質が28-300のほうが若干良いようですが、等倍で比較しないと分からないレベルです。
次に120mm。実は28-300に120mmの目盛が無いので、少しだけ望遠になっています。
24-120のテレ端となる画角ですが、ここでは、28-300が中央および周辺ともにシャープです。
24-120 1本で行く場合には仕方ないですが、もし、望遠も用意するのであれば、70mm以降は望遠レンズに任せたほうがいいかもしれません。
28mm,F8.0の全体画像です。RAWデータをカメラ設定のまま現像し、横幅を1024ピクセルにリサイズしてあります。
この大きさだとほとんど違いはありません。良くみると周辺は少し違いがわかるかもしれません。24-120のほうが若干青味が強いです。
全体画像の2枚目は70mm,F8.0。同じく横幅を1024ピクセルにリサイズしています。
こちらも24-120の青味が強いですが、画質の違いは分かりません。
28-300も決してすばらしい画質とは言えないのですが、24-120もほぼ互角の描写が期待できることが分かりました。ただし、周辺画質は28-300より劣るようなので、等倍で利用する場合は、構図の調整が必要かもしれません。
飛行機の撮影など、ほぼ望遠で撮る場合や、人物オンリーの撮影の場合は、28-300より24-120を使う機会が多くなるかもしれません。